いどばたキャラバン(尾張地区)

2024年6月16日

本日は愛知県連自民党女性局開催、尾張地区いどばたキャラバンの第2回目を開催いたしました。尾張地区の女性部長・女性議員総勢20名が集まり、講師に自由民主党副幹事長の堀内詔子衆議院議員(山梨県第2区)をお迎えしました。参加者の中に4名の市議会1期目の女性議員がみえ、今回初めての参加ということで、女性が増えて良い傾向に進んでいることをうれしく思いました。

 

始めに私が女性局長として代表のご挨拶をさせていただきました。お忙しい中、堀内先生にお越しいただいたことへのお礼、暑い中、多くの皆様にご参加いただいたことへのお礼、こうしてひざを突き合わせて直接、国会議員の先生にご要望できる大切な機会なので、皆様の忌憚のないご意見を聞かせていただき、党本部へお土産として持って帰って頂こうと呼びかけました。

 

堀内先生からはまず「アンコンシャスバイヤス(無意識の偏見)」というお話がありました。『物事を決定する場所に男性が多いから、女性や子ども達等の弱者に対しての配慮が足りなくなってしまう。意思決定機関にもっと女性が参加することが、これからの社会の望ましい姿である。』とのお話しで、子育て支援も災害時の避難所でも、だから政策が物足りないのだと実感しました。

 

皆様からの意見では、スウェーデン等の少子化対策が進んでいる国は、出産したら必ず父親も育児休暇を取らせるので、日本もそうしてほしいという要望や、病児保育や長時間預ける事ができる保育園の充実等が、少子化対策への意見として出されました。また母子家庭へのサポートの件や不登校の生徒のためのフリースクール等についての要望もありました。

 

皆様からの熱い思いでとても盛り上がり、時間が足りなくなってしまいましたが、最後に女性の視点に立った防災・減災対策について、堀内先生から「WPS」についてのお話がありました。『国連で決議されたもので、戦争や災害が起きると一番被害にあうのが女性・子供の弱者である。日本は災害大国なので、その弱者をサポートするためにどうするかを考えなければならない。』

 

『例えばトイレの設置場所も遠く離れた場所だと襲われる危険性があるので、みんなから目が行き届く場所にしてほしい。子どもたちはどうしてもうるさくなるので、遊び場所を設置して子どもたちのエネルギーを発散する。』このような女性の意見をどんどん取り入れてもらうように、地域の「防災担当課」に積極的に女性の職員を増やすように要望しましょう、とまとめていただき終了しました。